2007年07月01日

L'ART DE MONET/CHANTEUSE DE TOKIKO KATO

monet.jpg

日傘の似合う6月の日に両親と共にモネ展と
加藤登紀子さんのコンサートに出かけた。
最近、僕と両親は東京で待ち合わせることが多い。



母親は印象派の絵画が大好きで
大混雑の国立新美術館でも
ぐんぐん絵の前に進んで貪欲な様子。


父親はNHKの『迷宮美術館』で仕入れた情報を
僕に話して得意気な評論家気取り。

普段は怒りっぽかったりもする母親が
芸術作品に感動して柔らかな表情でいることに僕は嬉々としてしまう。
(芸術が人間の生活に活かされれば
僕らは夢の中で生きることも可能なんじゃないかとさえ思えてしまう。)



モネは風景に対する感動をそのまま絵にした。
20年以上も睡蓮を描き続けたモネの感動が
今日も確かに訪れた人々の心に届けられる訳で
僕は印象派のそんなところが芸術的だなぁと思うのです。



相変わらず入場待ちの列が出来ている美術館を後にし、
早々に渋谷のオーチャードホールに向かった。


平成になって初めて渋谷に来たという両親は駅前の交差点に
呆然としていたけれど、加藤登紀子さんのコンサートは
そんな街並みを忘れさせてくれる素敵な空間だった。

僕は去年のフジロック(←多くの若者からベストアクトと称された)で観て以来で
ちゃんと加藤登紀子さん自身を知ってからは初めてのコンサート。

加藤さんは人生の一日一日を確かに生きてきた人なのだと思う。
だから言葉や佇まいに説得力があるし歌には深い愛情が存在している。
その歌は普段ロックばかり聴いている人間にも無条件に響いてしまうし
この日も全く同じように優しく逞しい空気の感動がオーチャードホールを包み込んでいた。
(これは本当に凄いことだ!)



静かに「知床旅情」を歌いだす加藤登紀子に僕は痺れ
恐らく音楽のコンサートでこれほどに感動したことのない母親は
また絶対来たいと少女のようにしきりなのでした。

posted by リョウタ・グッドマン at 08:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/46333495

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。