2007年05月18日

粋な男になりたくて -寅さんに会えた週末-

B0009G3FBQ男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花
渥美清 山田洋次 浅丘ルリ子
松竹 2005-07-29

by G-Tools


昨年から今年の初めにかけて「男はつらいよ」シリーズが
毎週末NHK-BSで放送されていた。
なにしろ全48話のギネス記録だから放送期間も1年以上ととんでもない。

僕は第31作「旅と女と寅次郎」からようやく人生初めて寅さんを
観たのだけれど、これがもう染みる染みる。
なんだか古臭い娯楽映画のように思っていたけど、
それは安物の喜劇というより人生そのものであり、
詩的な映像表現や細やかな人物描写に山田洋次監督の
懐の深さを感じずにはいられなかった。

それが「日本人の心」かどうかは僕には分からないけど、
温故知新というか、僕が知らない"人と人との関わり合い"や
"モノの見方、感じ方"がとても新鮮で、
寅さんに出会った多くの人がそうであったように、
それは確かに僕の人生哲学の一部になっていくのでした。


僕が一番好きなのは
エンディング前の啖呵売(※)のシーンで、
「さあ!やけのやんぱち、日焼けのなすび。
色が黒くて食いつきたいがあたしゃ入れ歯で
歯が立たないよ、ときたもんだ!」と、
(僕らの世代にはなじみのないものだけど、)
寅さんが発するこれらの言葉の威勢のよさったらない。

失恋したって、「さあ!」と声を張って前向きに生きる。
これもまた寅さん哲学の一つなのだと思う。

torasan.jpg

格好いいねぇ、寅さん!



※啖呵売(たんかばい):ごくあたりまえの品物を、巧みな話術で客を楽しませ、
いい気分にさせて売りさばく商売手法のこと。
posted by リョウタ・グッドマン at 22:16| Comment(1) | TrackBack(0) | 邦画(映画) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おいらも立ち上がった!

「人」という字はね・・・
って金パチだった。。orz
Posted by tanashi at 2007年05月21日 22:01
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