2006年06月03日

ちょい悪オヤジをぶ・ち・の・め・せ -THE ROLLING STONES:A BIGGER BANG TOUR-

B000A7Q27IA Bigger Bang
The Rolling Stones
Virgin 2005-09-06

by G-Tools


ロックというものは本来カウンターカルチャーであるべきと思う。
商業主義の中に取り込まれ、いつの間にか様式化してしまった
ロックンロールの一体何がロックなのかというと聞かれれば
答えに窮してしまうロックファンは案外多いのではないだろうか。
(かといって、そんな様式化されたロックに対抗しようとして
前衛的な方向へ進もうとするとロックはそのダイナミズム見失い
ただの趣味的な世界へと没頭するし、色々難しい(汗))

東京ドームでライブをするバンドの何がロックか。
世界一の収益をあげるバンドの何がロックか。

つまりローリング・ストーンズの何がロックか!?

・・・さて、
どんな小難しい理屈を誰かが言ったとしても、
あの日の僕にはどうだってよかった。(なんなんだよ・・)

小雨の振る中、僕は東京ドームへと急いだ。
なんたってこれから他ならぬローリング・ストーンズを観るんだ。

THE ROLLING STONES:A BIGGER BANG TOUR IN JAPANどんっ(衝撃)
/ TOKYO DOME, 22 MARCH


いやしかし、僕はロック好きとして今この時代に生きていることをとても幸運に思う。
確かに僕の生まれた1980年にジョン・レノンは死んでしまい、
レッド・ツェッペリンも解散してしまった。

それでも僕はポール・マッカトニーやデヴィット・ボウイ、
ボブ・デュラン、イギー・ポップ、ルー・リード、
ピート・タウンゼント、ブライアン・ウィルソンなど
ロック創世記の偉人達をこの目で観ることができる。

話は逸れたが、ローリング・ストーンズだ。
1963年デビューのローリング・ストーンズが
2006年、最高の新譜を引っさげての日本へやってくる。
こんな奇跡はお金に変えられない。
そんな思いを胸に僕は開演時間を迎えた。


長い歴史のバンドに対する老若男女のイメージは様々であるに違いないが、
この日のストーンズから受けた印象は皆共通していたのではないだろうか。

懐メロだろうがなんだろうが現在進行形なロック文脈で叩きつけ、
懐古的な思いを吹き飛ばしてしまう圧倒的なパワーと若さ。
ローリング・ストーンズは今なおリアルタイムだと誰もが確信したに違いない。

なんたってドームのステージを端から端まで走る
ミック・ジャガーの気迫が凄まじい。
そして、キース・リチャーズ、ロン・ウッド、チャーリー・ワッツを含めた
バンドの佇まいが果てしなくかっこいい。

最後に『サティスファクション』を
歌いバンドは去っていく。

東京ドームでやろうが、商業的に成功しようが
ミックは"I Can't Get No Satisfaction"(全然満足できないぜ)
と大本気で歌う。

この憤りを、ローリング・ストーンズとして突き出してゆく限り
彼らは永劫にロックンロールだと僕は肌身で説得された気がした。


I Can't Get No Satisfaction!

そして僕はまだまだ観たい!
posted by リョウタ・グッドマン at 00:44| Comment(1) | TrackBack(1) | LIVE(音楽) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
遅くなりましたが、トラバありがとうございます。こちらからもトラバさせていただきます。それにしても良かったですね。いまだに思い出すだけでゾクゾクしてしまいます。
Posted by Matsuoka at 2006年06月24日 02:25
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ストーンズ in 東京ドーム!
Excerpt: 遂にニューアルバムを引っさげてローリング・ストーンズが来日! 私は「リックス・ツアー」はお金がなかったので(悲しい・・・)、 これで通算2回目の参戦。テンションあがります。 で、今回は高いお金を払っ..
Weblog: サイケデリック・ペンタトニック!?
Tracked: 2006-06-24 02:20
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