2006年01月14日

L'ENFANT (The Child)

あけましておめでとうございます。
本年もなにとぞよろしくおねがいします。

2006年初映画鑑賞。「ある子供」を観ました。
2005年カンヌ国際映画祭パルムドール受賞ということで、
巷では話題になっているようです。

ヨーロッパの「下流社会」の実態、父性母性とは何か?、
愛とは何か?、…いろいろな角度から観ることができ、
評論家であれば、上手に語ることだってできましょう。
そんなドキュメンタリーのような映画です。

話の背景にしろ、主人公の行動にしろ、美しくない。
決して「いいおはなし」ではないです。
そういったことはさておき。
この映画を観てすばらしいなぁ、いいなぁと感じたのは、
台詞も少ないのに、主人公の心の動きが手に取るように分かる…ということ。
監督さんや役者さんの力あってこそなのでしょう。
派手な演出も何もありませんが、私はこういう映画がとても好きです。

「誰も知らない(Nobody Knows)」を観た後と同じような気分になりました。
あれもたしかカンヌ(主演男優賞)でした。
posted by ねねぃ at 16:43| Comment(3) | TrackBack(2) | 洋画(映画) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ラスト、やられました。ダルデンヌ兄弟の弱者に対する厳しくも優しい眼差しが好きです。音楽がないのも凄くよかったと思います。Tb失礼しますね。遊びに来てね。
Posted by あん at 2006年01月14日 17:31
私も年末に観たよ。
女性は、10ヶ月近く我が子と一心同体で過ごし、
そりゃあ、嫌でも母性が育ちましょうが、
男性は(特に映画の青年のような場合)、
いつ、「父親」になるのだろう?そりゃ、一筋縄ではいかないよな・・・と、
常々思っていたのですが、「やっぱりね」って感じでした。

同監督の「息子のまなざし」も観たけど、よかったよ!
Posted by えり at 2006年01月14日 21:59
ねねぃさん、今年もよろしく♪

「ある子供」というのは、まさに<今>の
時代に生きている僕たちを
切り取っているんだなと思ったよ。
他の時代ではないことを妙に実感したわけ。

映画は、なんだか切ないし、痛々しいし、
でも、じゃれあう二人が嘘みたいに素敵で、
ラストの余韻も考える余地を与えてくれるのが
興味深い映画でした。
Posted by リョウタ at 2006年01月14日 22:28
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Excerpt:      売ったよ、又作ればいいさ ってねー{/face_ang/} 手作りのアクセ売ったみたいに、よく言うわーバカ {/hiyo_cry1/} 闇ルートで、恋人との間に出来た自分の子供を売った{..
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